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食事で治す血圧

ご飯

血圧と食事

血圧は血管を流れている血液が、血管壁に与える圧力のことです。血圧が低いということはそれだけ血管壁への圧力が弱いということであり血圧が高い場合にはその圧力が強いということです。血圧は低すぎても高すぎても身体に悪影響を及ぼしますが、特に高血圧の場合には血管壁や心臓への負担が大きくなり、さまざまな病疾患の原因となります。高血圧になる原因としては、本態性高血圧と二次性高血圧の2種類があります。本態性高血圧は原因がわからないもので、遺伝的要素や環境因子によって発生するものです。二次性高血圧は何らかの病気によって発生しているものです。いずれにしても治療では血圧を上げる要因を取り除くことで改善することができ、食事療法もそのひとつです。

食事で下げるには

高血圧の食事療法としては減塩があります。食塩は塩化ナトリウムのことですが、食塩を摂り過ぎて身体が処理できる量を上回ると血液中にナトリウムが増えることになります。このナトリウムが増えると血液の流れが悪くなるため、身体はナトリウム濃度を調整しようと水分を取り入れるようになり、これによって循環血流量が増加することで血圧が上がります。また過度な肥満になると身体の体積が増えるため循環血流量が増加し、やはり血圧が上がることになります。高血圧の食事療法では、食塩を減らす工夫と体重の減量の2つが目的になります。特に食塩を抑える方法としては、お酢や旨味成分のある食べ物を食塩による味付けの代用といったものが中心になります。また体重増加を防ぐために栄養バランスの改善も食事療法の基本になります。